2021年度秋期キリスト教教育強調週間の案内

Date:2021.10.20

2021年度秋期キリスト教教育強調週間

 

2021年10月20日
キリスト教委員会

 

 2021年度秋期キリスト教教育強調週間は、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底するために、2021年度前学期と同じように、リモート形式(動画配信)で行います。

 今回の強調週間では環境共生学類教授の押谷一先生に講師をご担当いただき、「社会システムにおけるEssentialとは――キリストの体の一部」と題してお話をしていただきます。新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって、日本社会においても「エッセンシャル・ワーカー」(essential worker)の重要性が指摘されています。確かに、社会生活を支える「エッセンシャル・ワーカー」の存在は重要ですが、押谷先生はわたしたちひとりひとりの存在や働きがまさに「不可欠な」(essential)ものであるとの考えを表明しておられます。そして、このような押谷先生の理解は、コリントの信徒への手紙一 12章12節と25−26節において、パウロが語るすべての人間が「キリストの体(corpus Christi)の一部」として、等しく重要な存在であるという聖書の言葉に根ざしています。
そこで今回の強調週間では、押谷先生を通して、現代世界の社会システムとその社会に生きるわたしたちの役割について、学生・教職員のみなさんと一緒に考える機会にしたいと願っています。
—————記—————
日時:2021年10月26日(火)10時40分〜12時10分
場所:リモート礼拝(動画配信)
聖書:コリントの信徒への手紙一 12章12、25−26節
主題:「社会システムにおけるEssentialとは――キリストの体の一部」
講師:押谷 一先生
   酪農学園大学農食環境学群環境共生学類資源再利用学研究室教授。博士(地球環境科学)。
   日本キリスト教会札幌北一条教会信徒・長老。