2024年度前学期第1回大学礼拝

　本日より2024年度の大学礼拝が開始しました。多くの学生で賑わう黒澤記念講堂が戻ってきました。学内外のみなさんのお支えをいただきますようお願いいたします。

 

【学生で賑わう黒澤記念講堂の大学礼拝（写真提供：環境共生学類　千葉　崇先生）】

【大学礼拝動画の配信】

2024年4月16日の大学礼拝動画の配信をします。

視聴にさいしては、以下のリンク（Google Drive）をクリックしてください。

https://drive.google.com/file/d/1qX8o1ALUbIm7iB9wPPL3Bdz3E-xYRLMX/view?usp=sharing

 

【本日の聖書】

ヨハネによる福音書4章7−9節

【新共同訳聖書】

　7サマリアの女が水をくみに来た。イエスは、「水を飲ませてください」と言われた。 8弟子たちは食べ物を買うために町に行っていた。 9すると、サマリアの女は、「ユダヤ人のあなたがサマリアの女のわたしに、どうして水を飲ませてほしいと頼むのですか」と言った。ユダヤ人はサマリア人とは交際しないからである。

　【本日の奨励】

「人と人を隔てるもの――歴史を知る」

小林昭博（宗教主任）

　新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。在学生のみなさん、新年度もお会いできて嬉しく思います。礼拝は初めてという方もいると思いますが、週に一度黒澤記念講堂に集い、聖書に触れ、讃美歌を一緒に歌うことで、リラックスした時間や心を落ち着けるひとときになればと願っています。本日の聖書テクストのヨハネ4：7−9はサマリア人の女性とイエスの対話の導入部分です。この物語の背後にはサマリア人とユダヤ人が近親憎悪的に不仲であったという歴史的事情が横たわっています。このような聖書時代の歴史を知ることは、実は現代のウクライナとロシアやパレスティナとイスラエルの人と人を隔てる要因を知ることにも繋がります。みなさんが、聖書やキリスト教に触れることを通して、世界の歴史に通じるだけでなく、三愛主義による人と人を繋ぐ働きをする未来が楽しみです。

 

礼拝動画の視聴にさいしては、以下のリンク（Google Drive）をクリックしてください。

https://drive.google.com/file/d/1qX8o1ALUbIm7iB9wPPL3Bdz3E-xYRLMX/view?usp=sharing