2022年12月20日クリスマス礼拝(リモート礼拝)のお知らせ

Date:2022.12.15

クリスマス礼拝

2022年度後学期第13回大学礼拝(アドヴェント第3週)

【リモート礼拝(礼拝動画の配信)】

 

礼拝動画の視聴にさいしては、以下のリンク(Google Drive)をクリックしてください。

https://drive.google.com/file/d/1bKwl-BIsJFy1P1C-53xhWOkqnG_aYFZq/view?usp=sharing

 

【本日の聖書】

ルカによる福音書2章1−7節

【新共同訳聖書】  

 1そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。2これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。3人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。4ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。5身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。6ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、7初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
ルカによる福音書2章8−7節

【新共同訳聖書】  

 8その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。9すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。10天使は言った。「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。11今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。12あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。」13すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。
14「いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、御心に適う人にあれ。」
15天使たちが離れて天に去ったとき、羊飼いたちは、「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」
と話し合った。16そして急いで行って、マリアとヨセフ、また飼い葉桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。17その光景を見て、羊飼いたちは、この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。18聞いた者は皆、羊飼いたちの話を不思議に思った。19しかし、マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。20羊飼いたちは、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりだったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。

【本日の奨励】

「神に栄光、地に平和――平和のクリスマスを」

 本メリークリスマス! ルカ福音書のイエス誕生物語は「クリぼっち」ではありませんが、その情景はとても寂しく、悲しく、しかし美しく感じます。ルカ2:1−7では泊まる場所もなく、産婆(助産師)さんもいない状態でマリアはイエスを産みます。温かいベッドもなく、マリアは牧草の上にでも横たわって深い眠りに落ちたのでしょうか。生まれたばかりの幼子イエスにもベッドなどなく、飼い葉桶に寝かされます。布にくるんでという文章に少しホッとします。ルカ2:8−17では野宿し徹夜で羊の番をしていた羊飼いのもとに天使が現れ、メシアの誕生を告げます。羊飼いたちは幼児イエスのもとに行って、イエスの誕生を確認します。最初のクリスマスにイエスも羊飼いもベッドはおろか寝る場所すらありませんでした。寂しく、悲しく、でも人と人が寄り添う美しい情景です。14節で天使は神の栄光を讃えつつ「地に平和」と告げます。戦争は安心して眠れない夜を連れてきます。平和は人を安心できる眠りへと誘います。ロシアとウクライナの教会も、全世界の教会も、「神に栄光」と讃美するクリスマスを迎えていますが、「神に栄光」を帰すときには「地に平和」がセットであることを聖書のクリスマスは伝えています。

 

礼拝動画の視聴にさいしては、以下のリンク(Google Drive)をクリックしてください。

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