2022年5月10日の大学礼拝(リモート礼拝)のお知らせ

Date:2022.04.28

2022年度前学期第4回大学礼拝

【リモート礼拝(礼拝動画の配信)】

 

礼拝動画の視聴にさいしては、以下のリンク(Google Drive)をクリックしてください。

https://drive.google.com/file/d/1xT1opaWqDGjhAVAhLoakj132E_awyobw/view?usp=sharing

 

【本日の聖書】

フィリピの信徒への手紙3章18−21節

【新共同訳聖書】  

 18何度も言ってきたし、今また涙ながらに言いますが、キリストの十字架に敵対して歩んでいる者が多いのです。19彼らの行き着くところは滅びです。彼らは腹を神とし、恥ずべきものを誇りとし、この世のことしか考えていません。20しかし、わたしたちの本国は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主として来られるのを、わたしたちは待っています。21キリストは、万物を支配下に置くことさえできる力によって、わたしたちの卑しい体を、御自分の栄光ある体と同じ形に変えてくださるのです。

 

【本日の奨励】

「我執から解き放たれる」

 フィリピ3:18−21は自己中心的な生き方からわたしたちを解放しようとするパウロの思いが記されています。18節は十字架に象徴される弱さを引き合いに出すことで、強さを誇る人間の傲慢さに釘を刺しています。19節はこの世のしがらみに捕らわれ、自己に執着する人間の行き着く先は滅びだと述べています。ここで「滅び」と訳されているἀπώλεια(アポーレイア)には「喪失」という意味もありますので、自己に執着する生き方は最終的にはその人から全てを奪ってしまうと言っているのかもしれません。20節は人の本来の居場所は天にあると宣言することで、この世のしがらみから自由になるように促しています。21節は自己に捕らわれて生きるわたしという小さな存在がイエスのように変えられるという希望を語っています。
日本発祥の心理療法に森田正馬(1874~1938年)が提唱した森田療法があります。森田療法によれば、現代人は過度に自己に執着してしまうことで、内面の不安に捕われてしまっており、その解決のためには不安を抱える自分をあるがままに受け入れることが大切だと説いています。2年以上も続くコロナ時代は、先が見えないこともあり、わたしたちをいつも以上に不安や孤独に直面させています。パウロと森田療法に共通するのは、自己に捕らわれている状態からの自由、すなわち「我執から解き放たれる」ことにあります。学生のみなさんがコロナの状況で不安や孤独を感じるのは当然です。不安な自分や弱い自分をありのままに受け入れ、アドバイザーの先生やゼミの先生、大学やバイト先の友達・先輩・後輩などと一緒にその不安や孤独を分かち合い、心の重荷を下ろしてみてください。

 

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